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2019年7月25日 (木)

もう限界 何とかしてほしい 今すぐ、保育士の欠員補充

201907252保育所ではこの4月以降、何ヵ所かには欠員補充されたものの、いまだに欠員状態が続いている保育所が多くあります。夏期休暇の時期に入っていますが、休暇を取得できる体制には程遠く、綱渡り状態が続いており、早急な改善が求められます。市労組福保支部は6月12日、この問題について当局との懇談を行いました。懇談で提出した現場からの切実な声を紹介します。

●2年前、自分が産育休に入る時にも代替の任期付きさんが決まっておらず、本当に同僚の皆さんには申し訳ない思いでいっぱいでした。

そんな事もあり、11か月での職場復帰を決めましたが、やはり小さい子が居る中の正規で働く大変さは予想を上回っていました。そして今年も育休代替の任期付きさんがおらず、一人欠員の中、自分の時にして頂いた恩返しを…との思いで毎日必死に勤めていますが、一人欠員という大変さは年休を取ることのみならず、週休を一日入れる、休日保育の代休を入れることでも、子どもの安全を守れる体制を考える上で、本当に厳しい状況にあると思います。

大きな事故が起こる前に、私たち保育士も元気で健康に子どもたちの保育にあたれるように、しっかりと家庭支援につなげることができるように、欠員はなくしてもらいたい!!

●もっと一人一人の子どもにかかわってあげたいけれど、人数がぎりぎりだと全体を見ることで精一杯になってしまいます。深く関わっていくことで伸びていく力もあると思うので、もどかしい思いがあります。

日々の休憩や休暇の調整、ローテーションの調整も大変で、正規職員の休暇や遅出の時に誰が入るのか、本当に細かいところまで、皆で考えています。人数がカツカツの中で、もし災害が起こったりしたら、安全に子どもたちを避難させられるのか、など不安があります。

保育士を募集しても応募がなかなか来ないのは、労働条件が低すぎるからです。責任に見合った処遇の改善を求めます。

●保育士は子どものためと思うと、大変な状況でも自分を犠牲にしたり、加重労働になっても…子どものためにやっています。やっていることをいいことに当局は手立てをせず、現場まかせにしています。大阪市のやり方は許されるものではありません。

子どもの命が大事!もちろん保育士の命も大事!命はひとつなのです。早急に改善してください。

もう限界 何とかしてほしい 今すぐ、保育士の欠員補充

【 大阪市労組 第491号-2019年7月25日号より 】

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