« 給与改定・年末手当 12月精算支給に向けて回答交渉実施 | トップページ | 住民本位の自治体をめざして…第20回大阪地方自治研究集会開催 »

2019年11月28日 (木)

保育士をもっと!保育所をもっと!保育士や父母3000人が参加 11・4大集会

201911284

すべての子どもに格差なく質の高い保育を求める大集会(より良い保育を!実行委員会主催)が11月4日東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、市労組からも3名参加しました。

いまや保育所や学童保育は国民生活にとって必要不可欠な施設、社会資源になっています。保育ニーズが増大する中、国は2015年4月、待機児解消のためとしてこども子育て支援新制度を導入しましたが、今も待機児童は解消していません。それどころか、待機児童や保育士不足を口実に規制緩和や基準の切り下げを行い、保育環境は著しく悪化しています。

子どもの発達だけでなく、命と安全が脅かされる事態となっています。特に10月から始まった「無償化」では、当面5年間は認可外指導監督基準以下の施設も対象にするなど認可外施設を事実上公認することとなり、公的保育の形骸化に道を開く動きも無視できません。

集会では、「こどもの権利保障の立場から、保育の質の低下につながる規制緩和、基準の切り下げをやめ、すべての施設で認可保育所なみの水準を確保し、またはこれを引き上げていくこと、待機児解消を両立させること、そのために保育・学童保育予算を大幅に増額して抜本的な政策の転換を行うことを求めていくために運動を広げよう!」と呼びかけられました。集会後のパレードでも「保育は国の責任で!」「全てのこどもに無償化を!」とアピールしました。

保育士をもっと!保育所をもっと!保育士や父母3000人が参加 11・4大集会【 大阪市労組 第495号-2019年11月28日号より 】

|

« 給与改定・年末手当 12月精算支給に向けて回答交渉実施 | トップページ | 住民本位の自治体をめざして…第20回大阪地方自治研究集会開催 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 給与改定・年末手当 12月精算支給に向けて回答交渉実施 | トップページ | 住民本位の自治体をめざして…第20回大阪地方自治研究集会開催 »