必要なことは話し合いのテーブルにつくこと…組合事務所問題
大阪市が大阪府労働委員会を訴えた裁判
第4回目が行われました
5月に始まった裁判は、11月26日、第4回目をむかえました。当日の朝、市労組は、大阪争議団共闘会議や大阪自治労連の仲間と、裁判所前で宣伝やビラを配り、裁判への理解を訴えました。この裁判は、大阪市が府労委命令に従わず、命令の取り消しを求めて府労委を訴えた裁判です。労働委員会の命令を無視するような大阪市のやり方は、行政委員会である労働委員会の存在を否定するものだとの批判も起こっています。
大阪争議支援総行動で大阪市に要請団
12月6日に大阪争議支援総行動があり、争議を一日も早く解決しようとの宣伝や要請行動が、早朝から取り組まれました。この日の行動のひとつとして、各団体や、市民からなる要請団が大阪市役所を訪れ、大阪市に労使関係の正常化に取り組んでほしいことや、労働組合敵視をやめ、市民のための市政を進めてほしいことなどが要請されました。
話し合いに背を向けることは民主主義にも背を向けることに
わたしたちは、組合事務所供与に関しての団体交渉を求めていますが、大阪市はいまだに団体交渉拒否を続けています。話し合いに背を向けることは、民主主義の基本を否定することになります。府労委命令が受け入れられないからといって、公金を使って訴訟を長引かせることに、市民の理解は得られるでしょうか。
次の裁判は、1月27日(月)午前11時30分から行われます。裁判も大詰めです。
必要なことは話し合いのテーブルにつくこと…組合事務所問題
【 大阪市労組 第496号-2019年12月26日号より 】
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