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2020年3月25日 (水)

提案になっていない提案

昨年、「相対評価区分に応じた給与反映について昇給号給数への反映は生涯賃金への影響が大きいことを考慮し見直す必要がある」と大阪市人事委員会から出された勧告・報告をうけて大阪市当局は「人事評価結果の給与反映にかかる見直しについて(案)」を提案してきました。市労組・市労組連はこの間の交渉の中で今回の提案は、一部改善はあるものの、人事委員会勧告・報告の意図からは外れていること、1級の第5区分が2号給から1号給に改悪されている等の問題を指摘し、再考を求めてきました。

3月12日の折衝で市側から修正提案が出されました。その中身は私たちが指摘した1級の第5区分をもとの2号給へ元に戻すものとなっていました。しかし、折衝する中で現行では戒告などの懲戒処分を受けた人は第4区分とされ2号給だったものが、見直し後では、第5区分Bとされ昇給なしになるにもかかわらず、その取扱い変更の提案がなされていないことが明らかとなりました。市労組・市労組連はまともな提案を行なうよう強く要請するとともに、引き続き相対評価の給与反映の撤廃を求めていきます。

提案になっていない提案
【 大阪市労組 第499号-2020年3月25日号より 】

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