第51回 みんなで保育を考える集会 ~どんな時でも子どもの権利が保障される保育・子育てを実現するために~
1969年に保育者、保護者、研究者など子どもに関わる人たちが、子どもたちにより良い保育を求めて、学び合おうと「全国保育団体合同研究集会(合研)」が創られました。
その後、合研のプレ集会として、大阪で「みんなで保育・子育てを考える集会」が開かれることになりました。
そして、2021年6月27日(日)第51 回目の『みんなで集会』が開催されました。
昨年も企画を進めていたものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大でやむなく中止となりました。今年も感染状況は大きくかわってはいませんが、「こんなときこそ学び合い、つながりあわないと」と感染予防対策を取り、会場参加とオンライン参加の併用という形で行われました。
午前の記念講演では、龍谷大学名誉教授の白石正久先生より「子どもの心に聴きながら」というテーマで、子どもの発達への願いに寄り添うと共に、私たち自身もよりよい生活と労働のために、目の前の矛盾に向き合っていくこと。それは、自分ではない誰かが幸福に生きられる社会につながっている、と話されました。
午後からは、子どもの理解や子どもが健やかな育ちを育むための学習、各種制度の問題、災害への備えについてなどの学習や、コロナから見える貧困の実態と対策を考えるシンポジュウムなどが開かれました。
保護者、保育者すべてで300人近くが学び合いました。
核兵器禁止条約発効を力に…2021国民平和行進
【 大阪市労組 第506号-2021年7月号より 】
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