« 市労組事務所界隈③ 角元 博 | トップページ | デジタル化問題 マイナポイント事業 個人情報をお金で買う »

2021年12月21日 (火)

夢洲での万博開催は見直すべき

「夢洲万博」もコロナ禍のもと中止し、他の場所に移すなど計画を見直しするべきです。
夢洲には「絶滅危惧種」に指定されている渡り鳥などが生息しており、自然保護団体が保全を求めています。ボーリング調査で2006年以前に運び込まれた浚せつ土砂にPCBやダイオキシンなど毒性物質が含まれていることが判明し、工事関係者や訪問者の健康にも悪影響を与える危険が指摘されています。これでは万博の理念である「自然との共生」には程遠くなってしまいます。

2025年に万博との同時開催ができなくなったIRは2029年度開業を目標にするとしています。しかし、大阪メトロの延伸や淀川左岸線2期工事の前倒し、なにわ筋線整備などは確実に進められています。万博会場の建設費用は当初の1.5倍、1850億円にもなり、もっと増える可能性があります。またもや大型開発による税金の無駄遣いを繰り返すことが危惧されています。カジノ中止は勿論、「夢洲での万博開催」は中止し、コロナパンデミックや地球的な気候変動のなか、「自然との共生」にふさわしい内容に変更することが必要ではないでしょうか。

夢洲での万博開催は見直すべき
【 大阪市労組 第509号-2021年12月号より 】

 

|

« 市労組事務所界隈③ 角元 博 | トップページ | デジタル化問題 マイナポイント事業 個人情報をお金で買う »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 市労組事務所界隈③ 角元 博 | トップページ | デジタル化問題 マイナポイント事業 個人情報をお金で買う »