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2022年5月25日 (水)

市労組事務所界隈⑥ 角元 博

皆さんゴールデンウイークはどの様に過ごされましたか。ニュースを見ているとコロナでの規制も大幅に緩和され観光地や繁華街は人で一杯でした。
私は、市民局梅田サービスカウンターで会計年度職員として勤務しており、5月の連休も関係なく仕事でしたが、その合間5月3日、大阪市中央区上本町2丁目「大槻能楽堂」に徒歩約30分かけ行ってきました。一昨年購入したチケットですが、一昨年、昨年とコロナの影響で延期、再延期となっていた「春狂言」の観劇です。

狂言は、中世の庶民の日常生活を明るく描いた、セリフ中心の喜劇です。狂言は笑いを通して人間を描く。狂言では登場人物の失敗を作品の中心にすることが多いのですが、失敗の要因は、欲心を持つ、見栄を張るなど誰しもが思い当たる心持であり、結果も生死にかかわるような深刻なものではなく、それゆえ失敗を笑うといっても、その笑いは大らかで朗らかものです。この様なことから狂言にもはまりました。落語と違った魅力です。

春狂言では、「二人山伏」が印象的で、2015年の新作です。山伏が田舎の茶屋で休息していると、偶然そこにもう一人の山伏がやってきて、最初は仲良く話していましたが、些細な事から喧嘩になりどちらの法力が強いかを競うというもので、大笑いしました。
是非皆さんも機会があれば狂言を観劇してみては…!!

市労組事務所界隈⑥ 角元 博
【 大阪市労組 第514号-2022年5月号より 】

 

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