告知板
- 大阪労連第57回定期大会
9月3日(土) - 大阪自治労連第35回定期大会
9月11日(日) - 大阪市役所労働組合第62回定期大会
9月18日(日)
告知板
【 大阪市労組 第517号-2022年8月号より 】
告知板
【 大阪市労組 第517号-2022年8月号より 】
人事院が8月8日、3年ぶりとなる俸給表改定と一時金を引き上げる勧告を行いました。春闘期からの労働者・労働組合の賃上げを求めるたたかいの結果と言えますが、その額はこの間の物価上昇分にも満たず、生活改善につながらない不満のある内容です。
『大阪市不当労働行為 救済命令取消請求事件』で高裁判決が確定し、組合側の完全勝利で裁判闘争を終結し、2月 25日、大阪市は大阪市労働組合に対して松井市長名で「2度と不当労働行為は行わない」と誓約をかわしました。
参議院選挙の結果、改憲をめぐる論議が活発化し、憲法改憲、軍事費2倍の発言が相次いでいます。日本が軍拡を進めていけば、相手も軍拡を加速し、「軍事対軍事」の悪循環に陥ってしまいます。憲法9条を守り、外交による平和を進めていくことが、私たちの暮らしと未来を守る道です。
世界は核兵器廃絶の方向に大きく歩を進めています。昨年発効した核兵器禁止条約は核兵器のない世界の実現にむけて、世界の決意が後戻りできない形で具体化されたといえます。核兵器は違法なものになり、その廃絶が課題となっています。
一方で2月にはロシアによるウクライナ侵略が始まり、ロシアのプーチン大統領が核で世界を恫喝する中で、「核抑止力」論がいかに物騒なものなのかが明らかになりました。日本でも「核共有」論などという恐ろしい議論が横行しています。「核抑止」論は相手も被害を避けるために核使用をさけるはずだという、前提にたっています。
しかし、プーチン大統領のように、核戦争で自国に多大な犠牲ができることもいとわないと公言する政権にこうした想定は通用しません。
「核共有」論とはNATOの核戦略で、非核国である同盟国の戦闘機がアメリカの核爆弾を搭載して核攻撃の任務を遂行することです。核攻撃を命じるのは欧州連合軍司令官ですが、歴代アメリカの軍幹部がつとめています。共有といっても実態は同盟国による「請負核攻撃」といえます。
1945年以降朝鮮戦争やベトナム戦争や朝鮮戦争など何度となく核兵器の使用を検討されてきましたが使用されることはありませんでした。それを抑えてきた最大の力は「核抑止力」論や軍事力のバランスなどではなく、被爆者を先頭にした世論の力です。
8月15日で戦後77年が経ちました。あの悲惨な世界大戦を繰り返さないためにも、唯一の被爆国として、日本には核兵器禁止条約に参加することこそ急務です。
平和について考えませんか
【 大阪市労組 第517号-2022年8月号より 】
今組合事務所界隈を散策していると、JR鶴橋駅南西にお地蔵さんをみつけました。
お地蔵さんは正式には「地蔵菩薩」といい、「地蔵菩薩」の縁日は毎月24日だそうで、地蔵盆は、お寺に祀られているお地蔵さんではなく、街角や道端のお地蔵さん、いわゆる「辻地蔵」が対象で、8月23日・24日頃に行われます。
お地蔵さんは子どもの守り神でもあるので、子どもが中心となってお地蔵さんを供養します。お地蔵さんを洗い清めて新しい「よだれかけ」をつけ、化粧(お顔を白く塗る)をして飾りつけます。
地蔵盆は関西を中心とした行事で、発祥とされる京都では、子どもが生まれると男の子は白、女の子は赤の提灯を奉納する習慣があります。福島区で私の長男が生まれた時も奉納しました。(色は男女関係なかったと記憶しています。)提灯には、お地蔵さんと子どもの縁を結ぶ意味があるそうです。
また、「数珠回し・数珠繰り」といって、珠が大きくて直径2メートル~3メートルくらいの長い数珠を僧侶の読経に合わせて回す儀式があります。
子どもたちはお供えのお菓子をいただき、ゲームや福引をし、地域によっては子どもたちがお経を読んだり、盆踊りをするところもあるそうです。
市労組事務所界隈⑧ 角元 博
【 大阪市労組 第517号-2022年8月号より 】
最近のコメント