組合の大切さを話していこう…市労組第62回定期大会を開催
市労組は、9月18日ヴィアーレ大阪で第62回定期大会を開催し、●なかまを増やし、憲法と地方自治が輝く社会を築こう●憲法改悪を許さず、戦争のない平和な未来をつくろう●異常な長時間労働をなくし、賃上げと格差是正、雇用継続を実現しよう●市長・府知事選挙で要求実現を●職場に市労組の風を吹かし、新しい仲間を増やそうの5点の柱を中心に、今後のたたかう方針を議論し、決定しました。
討論では、職場の実態やとりくみについて報告されました。
代議員からは、「コロナ禍でどこの職場でもいろんな業務が増えており、心身ともにより大変になってきており、超過勤務も増えている」「職場で上司からのパワハラまがいのことを言われた。とてもショックだったが、労働組合に相談したら、その上司に対して話をしてもらい、解決することができてとても嬉しかった」「組合事務所に関する裁判では勝利することができたが、実際に組合事務所を供与させることがますます重要になっている。民間労組も注目しており、引き続きとりくみを強めたい」「定年延長の問題では、人生設計に大きく関わる重要な変更事項。内容をもっと学習していきたい」
などの意見がでました。私たちの要求実現に向けて更なるとりくみを強めていくことを確認して大会を終えました
井脇委員長挨拶
コロナ感染拡大が始まって2年半、住民の命と暮らしを守るために最前線で奮闘している皆さんに敬意を表します。4回目のワクチン接種が始まっていますが収束までまだまだ時間がかかりそうです。
コロナ禍の下で浮き彫りになった自治体職員の果たす役割の大きさを痛感します。と同時に住民の願いに応えられるように職員の増員を求めていきましょう。
人手不足の上に膨大な業務量、過労死寸前の超過勤務をしている職員が沢山います。市民や市職員のいのちと安全、そして暮らしを守るため労働組合の果たす役割は大きく、そのためにも仲間を増やし、市労組を大きくすることが急務です。
ケア労働者の処遇改善、非正規職員の処遇改善は待ったなしの課題です。職場の怒り・声を集め、それを力にし世論を大きく広げ当局を追及していきましょう。
大問題になっている 大阪カジノ誘致計画、大阪にカジノはいらん!国に認可するな!と声を広げましょう。カジノ認可するなの国会要請行動にむけて、署名を沢山集め、カジノをストップさせましょう。
組合事務所供与にかかる府労委闘争、裁判闘争は2月4日大阪高裁で勝利判決を勝ち取り終結しました。長かった闘いでしたが全国の多くの仲間に支えられ勝ち抜く事ができました。組合事務所供与に向けて大阪市と折衝・交渉をおこなっていますが、まだ組合事務所供与には至っていません。しかし、粘り強く折衝~交渉を重ねて労働者の当たり前の権利、組合活動の基盤である組合事務所を勝ち取りたいと思っています。
この勝利に確信を持ち、来春4月に行われる大阪知事市長選挙で維新政治をストップさせるため、市労組一丸となって頑張りましょう。住んで良かった大阪市、働いて良かった大阪市にするため、皆で1歩前に進みましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
組合の大切さを話していこう…市労組第62回定期大会を開催
【 大阪市労組 第518号-2022年9月号より 】
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