« 市労組事務所界隈14 角元 博 | トップページ | なくせ、原発!再稼働反対!おおさか大集会が開催されました »

2023年3月28日 (火)

ギャンブルと黒田革新府政

1971年から8年間、大阪府知事だった黒田了一氏。知事就任前は大阪市立大学教授として憲法を講義していた。大人気で、学生が教室に入りきれないため講堂で講義したという。府職員にたいする知事就任あいさつは、全庁舎に放送された。「府民ともに考え、ともに歩むという姿勢で、憲法を暮らしのすみずみに生かすよう精進してほしい。私の命を待つまでもなく、全体の奉仕者として憲法を尊重擁護し、その理想を地方行政に生かすべく、自主的・自発的な創意を発揮されるよう期待したい」。

第一の成果として公営ギャンブルの廃止

黒田氏は、『わが人生論ノート』に書いています。「私が知事に就任して最初の苦労は春木競馬場の廃止である。競馬関係者の抵抗は必死のすさまじさで、私自身はネクタイを引きちぎられたり、メガネをこなごなに割られたり、身体にアザをいっぱいつくったりしながら、完全廃止に持ち込んだ。私の第一の成果として、公営ギャンブル廃止の公約達成を挙げたい」。

人類と地球への憂い

また黒田氏は、知事選挙で「核戦争の恐怖」と「自然環境の破壊」、さらに「精神の荒廃」にともなう「人間の相互不信」、「連帯性の欠如」にたいする憂いを語った。カジノは24時間・365日営業で、眠らない街をつくってエネルギーを浪費します。地球と人類の危機「地球温暖化」対策に逆行します。ギャンブル依存症を生み出し、「精神の荒廃」をもたらし家族を不幸にします。黒田氏の努力と意志を引き継ぎ、カジノをストップさせましょう。

ギャンブルと黒田革新府政
【 大阪市労組 第523号-2023年3月号より 】

 

|

« 市労組事務所界隈14 角元 博 | トップページ | なくせ、原発!再稼働反対!おおさか大集会が開催されました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 市労組事務所界隈14 角元 博 | トップページ | なくせ、原発!再稼働反対!おおさか大集会が開催されました »