市長選・府知事選でも"カジノ"合意されていない
大阪市長選挙・大阪府知事選挙が行われました。市労組は「カジノよりいのちとくらしを守る」「維新市政・府政で壊された公共を取り戻す」ために頑張りました。残念ながら、維新市政・維新府政が続く結果となってしまいましたが、世論調査等を見ても決して住民合意を得たとは言えないものです。市労組は引き続き、「カジノストップ」住民のいのちとくらしを守る市政にするために奮闘します。
地上型カジノはすでに時代遅れ
4月9日、政府は大阪にカジノ誘致を正式認定しました。しかしカジノ業界は、もうからない地上型カジノからオンラインカジノに移行しています。大阪でのカジノ計画は、地上型カジノをつくり、国際会議場、ホテル、娯楽施設などを併設する構想です。
出口調査では反対が45%も
市長選・府知事選でカジノ誘致を訴えた候補者が圧勝したことを受けて、政府がカジノ誘致を承認したとの報道があります。国との懇談で『申請の手続きに庇護があれば認定の後でも取り消すことができる』との回答を得ています。昨年7月に市民団体は住民投票を求める19万筆を超える直接請求署名を成立させました。ところが府議会では住民投票を否決しました。選挙当日の毎日新聞による出口調査では、IRに賛成が53%だったものの、反対も45%でした。選挙でカジノが合意されたとは言えません。
カジノは今からでもストップできる
カジノは人の不幸の上に成り立つビジネスです。カジノに大阪の未来を委ねる愚策はやめなければなりません。「日本のどこにもカジノはいらない」の声を広げ、カジノをストップさせましょう。
カジノ… 市長選・府知事選でも合意されていない
【 大阪市労組 第524号-2023年4月号より 】
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