とめよう大軍拡 いかそう憲法 憲法集会

２０２３年５月３日、「おおさか総がかり集会」が「かがやけ憲法！平和といのちと人権を」のメインテーマもと扇町公園で行われ約５０００人が参加しました。市労組も退職者会の方々とともに参加しました。

弁護士の猿田佐世（さるた・さよ）さんが講演され「軍拡を進めた国は80％が戦争になり、軍拡しなかった国は90％で戦争にならなかった」と話されました。また、最近の情勢にもふれ「日本は他国の戦争に巻き込まれないために、米軍基地から台湾有事に向けて戦闘機を出動させないようにすることが重要だ」と指摘されました。

一方「台湾有事」という言葉が東京六大学の学生たちにさえあまり認識されていないと報告され、「戦争」を「有事」という言葉で言い換えることで事実がわかりにくくなっていると指摘されました。文化行事では男女ユニット「アカリトバリ」の歌声が披露されました。

「市民アピール」では、南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会などから訴えがありました。また、立憲民主党・日本共産党・社民党・れいわ新選組の４野党の国会議員から連帯の挨拶がありました。最後に参加者全員で「とめよう大軍拡」「いかそう憲法」のポテッカーを掲げたのち３コースに分かれて市内をパレードました。

とめよう大軍拡　いかそう憲法　憲法集会
【 大阪市労組　第525号-2023年5月号より 】