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2023年7月22日 (土)

告知板

  • カジノ中止の新局面の運動と展望について
    7月24日(月) 大阪クリスチャンセンター
  • 原水爆禁止世界大会
    8月7日~9日 長崎
  • からほりピースフェスタ 2023 
    8月6日(日) 妙徳寺

告知板
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】

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人事院近畿事務局交渉…すべての世代、再雇用も非正規も大幅賃上げの決断を

20230716月28日、7月10日の2回にわたり市労組連も参加する近畿公務共闘が人事院近畿事務局と人事院勧告に向けての交渉を行いました。組合側から夏季要求書を提出し、人事院が要求内容を真摯に受けとめ、公務労働者の利益擁護機関としての役割と責務を果たすよう求めました。

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2023国民平和大行進…核兵器のない世界を求め、歩き続けて65年!核兵器のない平和で公正な世界を!

核兵器のない世界をはじめ、ストップ戦争準備、日本の核兵器禁止条約参加などを求める最大級の国民的運動である原水爆禁止国民平和大行進が5月6日、東京・夢の島の第五福竜丸展示館前から出発し、8月の広島・長崎をめざして全都道府県でとりくまれています。

大阪の平和行進は、6月30日奈良から引き継ぎ、大阪府下を巡り、大阪市内は7月4日に行進しました。大阪城·教育塔の昼休憩集会では、横山市長のメッセージが紹介されました。東京から広島までの通し行進者、村上厚子さんは平和への思いを広島までアピールしていきたいと語られました。7月7日、兵庫に引き渡されました。

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憲法が認める生存権を保障する生活保護基準をめざそう…いのちのとりで裁判の勝利を(生活保護基準引き下げ違憲訴訟)

国が一方的に大幅に引き下げた生活保護基準に対し、全国29都道府県で生活保護基準引き下げ違憲訴訟がたたかわれています。7月1日、その裁判の全国的支援組織の「いのちのとりで裁判全国アクション」の第8回総会が行われ参加してきました。

全国アクション共同代表の尾林弁護士が基調講演を行いました。尾林弁護士は、生活保護基準は最低賃金など47にも及ぶ生活に密着した制度に連動しており、決して生活保護だけの問題ではないことを指摘。国会議員が率先して生活保護バッシングを行い、厚生労働省が「デフレ」は考慮するが、「インフレ」は考慮しないご都合主義や計算方法を変えたりするなど欺瞞的方法で最大10%もの前代未聞の大幅な引き下げを強行したと訴えました。

それに対し、引き下げ違憲訴訟が提起され、現在11地裁で違憲判決が出されていることを紹介。今後の裁判のポイントとして、老齢加算削減・廃止が争われた裁判で、「統計等の客観的な数値等との合理的関連性や専門的知見との整合性がなければ、基準の変更は違法となる。」との最高裁判決(2012年4月2日)が出されていることを武器にしてたたかう必要があることをあげました。

市労組は今後も裁判支援にとりくみ、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する生活保護制度になるように運動をすすめます。

憲法が認める生存権を保障する生活保護基準をめざそう…いのちのとりで裁判の勝利を(生活保護基準引き下げ違憲訴訟)
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】

 

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第23回社会保障集会開催

6月24日、第23回社会保障集会がありました。開会に当たり「安保三文章の閣議決定以降、国のあり方が変えられようとしている。国民的大運動を進めよう」と挨拶されました。

その後、鹿児島大学の伊藤周平さんの記念講演がありました。講演ではこの間の情勢について、「国の医療費抑制政策」「公衆衛生政策の転換による保健所削減」「75年以上変わらない保育の配置基準による現場の人手不足」など社会保障全般にわたる問題点を指摘されました。まさに自治体労働者の真価が問われている課題だと思いました。

第23回社会保障集会開催
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】

 

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東京都杉並区の岸本区長 区立施設と職員は「財産」

昨年6月に東京都杉並区で岸本聡子氏が現職の区長を破って当選しました。その選対本部長だった内田聖子氏、冨田宏治氏(関西学院大学教授)、白井聡氏(京都精華大学教員)の3氏による「てい談」が7月1日に行われました。

岸本区長の「7つの基本姿勢」の一つに、「区立施設と区職員は『コスト』ではなく、杉並の
『財産』です」があります。「維新」とは正反対のスローガンを掲げての当選です。今年4月の区会議員選挙では定数48人のうち女性24人、男性23人、性別不詳1名。

失敗しても支持される維新政治

白井聡氏は、大阪府のコロナ死亡率は全国一位だが、逆に吉村知事の「やっている感」が報道された。失敗しても支持されているのが維新政治と指摘。しかし希望はあるとして、杉並区長と明石市前市長の泉氏の実績を揚げました。

助け合う「公共」の再生

冨田氏は、市民には重税感がある。私の払った税金が貧困者に使われるのはたまらない。自己責任だ。連帯はダサイなど。そうした価値観を転換し、助け合う「新しい公共」の創出を訴えました。

東京都杉並区の岸本区長 区立施設と職員は「財産」
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】

 

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2023年度 市労組執行体制決まる

7月12日、役員選挙が実施され新しい執行体制が決まりました。

「市役所を市民の役立つところに」の立場で、カジノより市民生活を守る市政に、職員が健康で安全に働き続けられる職場をつくるために現場の皆さんの声や要求を聞き、実現を図るために執行部一丸となって奮闘します。

皆さんのご支援をよろしくお願いします。

2023年度 市労組執行体制決まる
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】

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市労組事務所界隈18 角元 博

恋人の聖地

2023076

大阪市役所を北へ徒歩約5分の所にお初天神があります。正式名称は「露天神社」といい、元禄16年(1703年)境内で実際にあった心中事件を題材に、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」書き、そのヒロイン「お初」にちなみ「お初天神」と呼ばれるようになりました。

「曽根崎心中」は、元禄16年4月7日に起こった、堂島新地天満屋遊女「お初」と内本町平野屋の手代「徳兵衛」がこの神社「天神の森」にて心中した事件をもとに、近松門左衛門が劇化したものです。この作品は当時の人々の間で大評判となり、参詣回向かの老若男女が大勢押しかけたと言われています。

今では、「恋人の聖地」として有名で、休みの日となれば、若いカップルや、女性の参拝者など一杯で、「恋愛成就」の絵馬が本殿前などに沢山掛けられています。

その一方、拝殿前の石柱には「昭和20年6月福島駅・大開周辺を爆撃した後、大阪駅を超えて来襲した米軍マスタングP51他による機銃掃射弾痕」と記されています。戦争の爪痕で知る人は少ないと思いますが、二度と戦争のない平和な世の中であると同時に、「恋人の聖地」であり続きますよう願うばかりです。

2023075

市労組事務所界隈18 角元 博
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】

 

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