2023国民平和大行進…核兵器のない世界を求め、歩き続けて65年!核兵器のない平和で公正な世界を!
核兵器のない世界をはじめ、ストップ戦争準備、日本の核兵器禁止条約参加などを求める最大級の国民的運動である原水爆禁止国民平和大行進が5月6日、東京・夢の島の第五福竜丸展示館前から出発し、8月の広島・長崎をめざして全都道府県でとりくまれています。
大阪の平和行進は、6月30日奈良から引き継ぎ、大阪府下を巡り、大阪市内は7月4日に行進しました。大阪城·教育塔の昼休憩集会では、横山市長のメッセージが紹介されました。東京から広島までの通し行進者、村上厚子さんは平和への思いを広島までアピールしていきたいと語られました。7月7日、兵庫に引き渡されました。
「防衛費」一気に倍増
岸田文雄首相は、「戦後の安全保障政策を大転換させる」と言って、東アジア諸国を攻撃できる長距離ミサイル群、ミサイル防衛網、最新鋭の戦闘機、空母、宇宙やサイバー空間での戦争態勢、日本全土の自衛隊基地の地下壕などに乗り出しています。そのために今年の国家予算に占める「防衛費」は、昨年の5.4兆円から一気に10兆円超へと倍増です。私たちの税金で大規模な戦争準備が進んでいます。世界はいま、国連を中心に多くの国が紛争の平和解決のために動いています。私たちの安全は、核兵器や軍事力では守れません。いまこそ日本政府は外交でイニシアチブを発揮し、国連やアジアの圧倒的多数の国と力を合わせるときです。
署名を集めよう!
岸田政権の戦争準備に反対し、憲法と非核平和の日本を守りましょう。唯一の戦争被爆国である日本政府は、戦争放棄の憲法を持つ国として、核兵器の廃絶と国連憲章にそった紛争の平和解決をよびかけるべきです。新しいハガキ付き署名用紙もできています。是非、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」を広げていきましょう。
2023国民平和大行進
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】
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