東京都杉並区の岸本区長 区立施設と職員は「財産」
昨年6月に東京都杉並区で岸本聡子氏が現職の区長を破って当選しました。その選対本部長だった内田聖子氏、冨田宏治氏(関西学院大学教授)、白井聡氏(京都精華大学教員)の3氏による「てい談」が7月1日に行われました。
岸本区長の「7つの基本姿勢」の一つに、「区立施設と区職員は『コスト』ではなく、杉並の
『財産』です」があります。「維新」とは正反対のスローガンを掲げての当選です。今年4月の区会議員選挙では定数48人のうち女性24人、男性23人、性別不詳1名。
失敗しても支持される維新政治
白井聡氏は、大阪府のコロナ死亡率は全国一位だが、逆に吉村知事の「やっている感」が報道された。失敗しても支持されているのが維新政治と指摘。しかし希望はあるとして、杉並区長と明石市前市長の泉氏の実績を揚げました。
助け合う「公共」の再生
冨田氏は、市民には重税感がある。私の払った税金が貧困者に使われるのはたまらない。自己責任だ。連帯はダサイなど。そうした価値観を転換し、助け合う「新しい公共」の創出を訴えました。
東京都杉並区の岸本区長 区立施設と職員は「財産」
【 大阪市労組 第527号-2023年7月号より 】
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