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2023年8月29日 (火)

市労組事務所界隈19 角元 博

上方伝統芸能に朗報

2023083文化審議会は7月21日、重要無形文化財保持者(人間国宝)に12人の方々を認定するよう文部科学大臣に答申したと報道されました。今回の認定で、人間国宝は109人になるそうです。

上方伝統芸能から、私の好きなお二人が認定され、喜ばしい限りで、今後のご活躍が一層たのしみです。

狂言からは、茂山七五三(しげやま しめ)さんです。

狂言は、平安時代猿楽の直系の芸能で、日本の生んだ最古の喜劇で、14世紀から、能と狂言とはそれぞれの専門にわかれながら、しかも同じ舞台で交互に上演されるのを常として互いに影響を与えあって発展を遂げ、狂言は独特の格調のある明朗酒脱な科白劇として大成しました。

2023084文楽からは、人形遣いの吉田玉男さんです。

人形浄瑠璃文楽は、三業(太夫・三味線・人形)で構成される舞台芸術で、18世紀中頃に大成した。物語を語る太夫、各場面の情景等を表現する三味線、太夫と三味線の義太夫節にのせて演技する人形によって展開する。人形浄瑠璃文楽の人形は、一つの人形を主遣い、左遣い、足遣いの三人で遣うという世界の人形にその比を見ない繊細巧微なもので、高度の芸術的価値を持つとともに、その演技演出の様式等、我が国演劇史上に遺した足跡は大きく、芸能史的にも重要な位置をしめている。

狂言は、大阪の大槻能楽堂、京都の金剛能楽堂に、また文楽は国立文楽劇場に足を運びます。皆さんも是非狂言や文楽と言った伝統芸能を鑑賞してみてください。

市労組事務所界隈19 角元 博
【 大阪市労組 第528号-2023年8月号より 】

 

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