告知板
- なくそう官製ワーキングプア集会
10月29日(日)10時〜 エル大阪6階大会議室 - おおさか総がかり集会
輝け!憲法平和といのちと人権を
11月3日(金祝)13時45分 扇町公園 - 9条の会講演会
11月19日(日)14時 エル大阪南館5階ホール
告知板
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
告知板
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
大阪市人事委員会が9月29日、市会議長及び市長に対して「職員の給与に関する報告及び勧告(以下、報告等)」を行いました。2年連続で月例給・一時金の引き上げとなりましたが、物価高騰にも追いつかないもので到底納得できるものではありません。
物価上昇にも満たない改定率
報告等は、①月例給については3782円(0.95%)の給料表の引上げ改定、②大学初任給7500円、高卒初任給8500円引上げ、③改定率については30歳代(39歳)までの職員に対して重点的に配分、④一時金については、0.10月引上げ(現行4.40月から4.50月)を期末手当及び勤勉手当に均等に配分するという内容でした。
これでは8月の物価上昇率(前年比3.1%)にも満たず、また今春闘での民間の引上げ額2.59%6483円とも大きくかけ離れた生活改善につながらない極めて不充分な改定率です。
市労組は、9月23日国労会館大阪で第63回定期大会を開催し〇憲法を活かして、世界と日本の平和を守るための行動にとりくもう!〇自治体労働組合として住民のいのちとくらしを守るためカジノ計画を止めよう!〇職場要求実現、健康で働き続けられる職場つくるために市労組を大きく、強くしよう!の3点の柱を中心に、今後のたたかう方針を議論し、決定しました。
討論では、職場の実態やとりくみについて報告されました。
代議員からは、「保育所職場では相変わらず欠員が続いている状態。労働条件も悪く離職する職員や他都市の自治体へ転職する人も多い」「区役所職場では業務委託している担当部署もあり、委託先の職員の経験不足からトラブルも多く発生する。少数職場では休憩時間も取れないところもあり、労働環境が悪化している」「大阪府・市は万博を推進しているが、建設の担当部署では、パビリオンの申請がなくやることがない状態。建設職場での労働時間上限撤廃の動きなどもあり、万博は今からでも中止すべきだ」「この4月からフルタイム再任用職員として勤務しているが、仕事内容は同じなのに給与が大幅に減らされ、なかなかモチベーションが上がらない」などの意見がでました。私たちの要求実現に向けて更なるとりくみを強めていくことを確認して大会を終えました。
市労組第63回定期大会を開催
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
代議員並びに傍聴者の皆さん、そしてオンラインでご参加の組合員のみなさん、こんにちは。みなさんにご信任いただき今年度より執行委員長を務めさせていただいています橘波です。大阪市役所労働組合第63回定期大会の開会にあたり、本部執行部を代表してご挨拶を申し上げます。
大阪で維新政治が始まって15年になります。住民と職員を分断、抵抗する労働組合を敵対し、徹底した「身を切る改革」を持ち込み、自治体職場で「官から民」を次々すすめ、市民病院の廃止、公立大学の統合・独法化、窓口業務、学校給食、保育所、学童保育、現業職場等、あらゆる場面で自治体の役割を放棄してきました今、自民公明政権、維新によって壊されてきた「公共」を住民の手に取り戻す運動を住民と共にすすめることが重要となっています。
9月5日に府市一体でカジノIR開業の実施協定書(案)を発表しました。開業は2030年秋以降にずれ込み、今後も莫大な公費負担が増えることは確実です。大阪万博でもパビリオン建設の遅れをはじめとして、土壌汚染問題、疑惑の不動産鑑定や格安賃料問題では住民訴訟が行われています。カジノと万博を一体で推進した維新と自公政権の責任は極めて重大です。改めてカジノ誘致を断念し、大阪・関西万博の開催を直ちに中止することを強く呼びかけるものです。
正規も非正規も働きがいをもって仕事するために、賃金・労働条件の向上と職場環境の改善をめざし、仲間を増やし職場で目に見える組合活動の強化が求められています。絶えず住民要求を意識して、真の「聞く力」発揮して、市労組・自治労連を大きく前進させることが、住民の幸せにつながり、職員の幸せにもつながっていくことになります。それは「住民の幸せなくして自治体労働者の真の幸せはない」の民主的自治体労働者論の実践でもあります
本日は、この1年間のたたかいを総括し、新たな運動方針を確立して、大阪市政の民主的改革を前進させるためともに奮闘しましょう。みなさんの活発な討論をお願いし、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
橘波委員長の挨拶
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
大阪府・市は、多くの府民・市民の反対の声を無視して大阪にカジノを誘致しようと推し進めています。国が誘致計画を認可しましたが、まだカジノ誘致を止めることは出来ます。
一つは反対世論を圧倒的に広げること、そして「カジノ格安賃料差止訴訟」に勝利することです。国の認定基準ではカジノ事業者が「土地の使用権原」を確保していることが絶対条件です。賃貸契約が裁判で差止めになると、絶対条件が崩れ「認定出来ない」と国は回答しています。
この裁判に勝利すればカジノは止められます。
3回目の審理が9月29日(金)15時から大阪地裁大法廷202号でありました。裁判所には14時頃からこの裁判の傍 聴券を求めて大勢の人が並び、中には抽選で当たらなかった人も沢山いました。28日に7つの付帯条件に真摯に向き合うこともなく、格安土地賃料疑惑がある中、解除期間を3年も伸ばしてカジノ事業者と実施協定を結びました。裁判では締結した賃貸借契約書の開示の可能性について聞かれると「今後検討する」などと述べるにとどまりました。
こども達の未来にカジノはいらない
審理後、開かれた報告集会では、「市が格安賃料の根拠とした2社の鑑定に偶然では説明できない同一の間違いがあり、『鑑定談合』の疑惑がさらに深まり、市は再度鑑定をやり直すなど再調査するべきだ」と報告がありました。「大阪にカジノはいらない!こども達の未来にカジノはいらない」の声をさらに広げましょう。
次の裁判の日程は12月5日です。署名も集めています。賛同して頂ける方は宜しくお願いいたします。
カジノは止められる!
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
大阪市対策連絡会議(市対連)は大阪市会開会日の9月15日に宣伝行動を行いました。
12時から「引き返すなら今、夢洲での万博は中止せよ!」と淀屋橋宣伝、ランチタイムにはリレートークを行ないました。「万博のための夢洲インフラ整備はカジノ誘致の露払い。工事のメドはなく、即刻中止を」「急いですべての小学校体育館へエアコン設置を。」「自衛隊への名簿提供問題あり」「博打ではなく健全な経済都市として発展を」等の訴え、大阪市役所周辺をパレードしました。
パレード終了後、カジノに反対する大阪連絡会は、大阪市役所内で吉村知事、横山市長宛ての「大阪のカジノ(賭博場)誘致の中止・撤回を求める」要請書名の第1次提出行動を行ないました。IR推進局の担当者に対して署名を手渡し、カジノ中止への想いを伝えました。
「大阪カジノは、ギャンブル依存症に陥りやすい電子ゲームが6400台もはいっている世界で一番危険なカジノ計画になっている。大阪にカジノは要らない、中止・撤回を強く要請します」「家庭崩壊を起こさせるギャンブル依存症、その害悪を拡大するカジノをみんなの税金を使って地方自冶体が推進することは許せない。カジノより福祉や保育、教育に税金を使って欲しい」と訴えました。
大阪市会開会日宣伝行動
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
市労組も参加する大阪市対策連絡会議(市対連)が9月6日・7日の2日間にわたって来年度予算に対する要望に関して交渉を行いました。交渉には延べ80人が参加し、それぞれの団体からの切実な要求を実現するよう求めました。
IR整備に向けた「実施協定案」について情報公開を求めるも「現時点で示せない」と回答を実質拒否するなど市民の立場に立った回答はなく、参加者からカジノを中核とするIR誘致計画の中止・撤回の強い要望が出されました。
保育士の配置基準の問題では、当局の回答は「大阪市の配置基準は国基準に適合している。配置基準は重要だと考えるが、国が推進するもので、他都市と連携して国に要望する」と国が変えないと大阪市も変えませんという姿勢。それに対して参加者が「国基準以上の配置基準にしたらいけないという通達は出ているのか」という質問に対し「そういう通達はない」との回答で、大阪市がやる気になればできることが分かりました。
交渉はその他、障害者・児施設の問題、教育等様々な課題で議論が進められました。
市民とともに予算要望交渉
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
「てんのうじ村」の碑
先日、あべのハルカスに行く用事があり、その帰り新世界方面に歩いて行くと、阪神高速下のフェンスに囲まれた所に「てんのうじ村」の碑を見つけました。
由緒は古く1400年ほど前の四天王寺創建時から、四天王寺周辺には伶人と呼ばれる人が住んでいた。伶人とは雅楽などを演奏する人たちのことで、いまでも伶人町という地名が四天王寺の西に残っています。天王寺村の西側には、道頓堀や難波新地など昔から大勢の芸人が芸を披露する地域が広がっており、昔からたくさんの芸人が住んでいました。
伶人町から上町台地を下った地域は1903年の第5回内国博覧会の会場となり、後の「新世界」となり、たくさんの劇場が生まれ、この新世界に南に接する天王寺村、後に山王と称されるエリアは、手ごろな長屋街で、劇場も近く、地方巡業への交通の便もよく、飲食店や風呂も遅くまで開いていて、芸人にはこの上なく便利な場所です。
第二次世界大戦が起こり、空襲で家を失い散り散りになった芸人たちを演芸斡旋事務所が安く住居を提供して住まわせた。ここは大阪の中心に近いながらも被害があまりなかった。また、多くの劇場が焼けてしまった中で天王寺館という演芸小屋もあり、戦後の混乱の中で芸人たちがお金を稼げる数少ないところであった。まさに芸人のセーフティーネットとなったわけです。
祖父の知り合いが近くに住んでおり、60数年前祖父に連れられ良く訪問しました。その時「砂川捨丸」さんや「平和ラッパ」さんに可愛がられたことを思い出しました。
市労組事務所界隈20 角元 博
【 大阪市労組 第529号-2023年10月号より 】
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