2024年のはじまりにあたって
大阪市役所労働組合 執行委員長 橘波慎一
2024年はあけましておめでとうございますと言えないような幕開けとなりました。元旦の震度7を記録した能登半島地震、2日には日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突する事故が起きました。地震、事故でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りしたいと思います。また被災されたみなさんにお見舞い申し上げますとともに、一日も早く元のくらしを取り戻せるよう願うものです。
今回の2つの災害・事故で感じたことは、大阪市の今の人員で災害対応がどこまでできるのか懸念されるということです。29年前経験した阪神淡路大震災の時より大幅に職員が減らされている中で、住民のみなさんのいのちとくらしを守り、職員の安全・健康も支えられるでしょうか。
飛行機の事故が起きた際、新幹線がいち早く臨時列車を走らせました。ある報道記事でなぜそのようなことができたのかについて、日頃から予備の乗務員や車両が準備されていると書かれていました。公務の職場もいつ起きるか分からない災害に対応するために今の日常業務でもギリギリの体制から、余裕を持った職場の人員配置が必要ではないでしょうか。
住民のいのちとくらしを守り、職員の安全・健康も支えられる職場づくりのため市労組は今年も頑張ります。
2024年のはじまりにあたって
【 大阪市労組 第532号-2024年1月号より 】
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