11月3日 輝け憲法!平和といのちと人権を!と題して憲法通りの国を目指そうとおおさか総がかり集会が中之島公会堂で開かれました。
主催者を代表して近藤美登志氏は衆院選の結果、自民党、公明与党の大敗は「政治とカネ」や統一協会の問題に有権者が突きつけた結果である。憲法改悪を目指す「改憲勢力」の議席が国会発議に必要な「3分の2」である310議席を割り込んだ。憲法審査会の動きなど注視しながら平和憲法を守る運動をさらに広げていこうと呼びかけました。
集会では清水雅彦氏(日本大学教授)が「憲法入門 その歴史・意義と改憲論議を考える」と題して講演しました。清水氏は、広島・長崎への原爆投下を経て制定された日本国憲法は、非軍事の立場に立ったもので、世界には軍隊のない国が26カ国あり、日本も憲法通り27カ国目の軍隊のない国家を目指すべきと語り、憲法前文にかかれた平和的生存権の権利は日本だけではなく全世界の国民であることが重要であり、世界から戦争と貧困をなくそうというもので憲法9条、前文の観点から日本政府は平和政策をとるべきであると訴えました。
フリーライタ―の小川たまか氏は、ミソジニ―(女性嫌悪、女性蔑視)が蔓延する社会で政治家の暴言「女性が沢山入っている会議は時間がかかる」などを批判し、法の下の平等を定めた14条をはじめ憲法の理念が生きる社会を目指そうと訴えました。
集会後、西梅田まで「憲法を生かす政治を」「憲法9条を守ろう」とコールしながらパレードしました。
11月3日 輝け憲法!平和といのちと人権を!と題して憲法通りの国を目指そうとおおさか総がかり集会が中之島公会堂で開かれました。
【 大阪市労組 第542号-2024年11月号より 】
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