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2024年12月25日 (水)

なくそうブラック企業・自治体…大阪のすべての争議をなくそう

12月4日に裁判や労働委員会に訴えている争議団の支援総行動が行われました。企業からの理不尽な解雇や賃金差別、パワハラなどによる健康被害、そして昇給・昇格差別などで訴えている仲間を支援し、一日も早い争議解決をめざすための行動です。春と秋の年2回、大阪労連と大阪争議団共闘会議が共同で行っているものです。

門真市職労役員への不当処分

門真市では市職労の当時・委員長と書記長2人を職場離脱として懲戒処分を行いました。労使合意により長年認められてきた勤務時間内の組合活動に対して、注意することもなく離席を認めながら、秘密裏に半年間にわたり観察を記録し、職場離脱と決めつけて行った「だまし討ち」処分です。役員2人は3月1日に大阪地裁に処分取消訴訟を提訴しています。西本書記長(当時・委員長)は、勤務評定はB評価で合格点であったのに懲戒処分は不当だと訴えました。

明治乳業やユニバーサルラボでも

そのほか、明治乳業(現:明治)は労働組合の変質・弱体化をねらって賃金や昇格での差別を定年まで繰り返す事件です。長年、東京都労働委員会で調査が続いています。申立人は「人生このままでは終われない」の決意で解決を求めています。絆ホールディングスのグループ会社であるユニバーサルラボは、建交労の組合員だけ配置転換を拒否し、団体交渉では組合員を恫喝するなどパワハラ行為を行っています。現在、大阪府労働委員会に不当労働行為救済申立てを行っています。

なくそうブラック企業・自治体…大阪のすべての争議をなくそう
【 大阪市労組 第543号-2024年12月号より 】

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